ふだんは仕事をしつつ、週末はハンドメイド作家として、ぶた雑貨のSLICE PIG-スライスピッグ-を制作、主にminne(ミンネ)で販売中。

ハンドメイド作家一本で生活してるわけではないので収入は大きい額ではありませんが、当然売れたらうれしいし、売れるための努力を日々続けています。

ネット販売からスタートしてリアルイベントにも数回出展しました。
売れるイベント売れないイベントそれぞれですが、もっとも反響の大きかったデザインフェスタにて、たった「1mm」の違いで商品の売り上げが変わった例をご紹介します。

ハンドメイド作品を販売してるけどイマイチ売り上げが伸びない、売り上げを変えるためのノウハウが知りたい、という方のヒントになれば嬉しいです。

minneバナー

デザインフェスタの出展費用は高い

デザインフェスタに出展したいけど、どうしようかな~と迷ってる人は多いと思います。
悩んでる理由は人それぞれあると思いますが、「デザフェスで販売しても、どれだけ売り上げがあるかわからない」というのが一番の理由じゃないでしょうか。

デザフェスに出展するためには結構お金がかかります。
机やイスなど借りずに場所だけのプレーンな状態でも両日出展だけで2万2000円…。どれだけ売れるのかわからず、気軽に販売してみるとはいかず、少しハードルが高いです。

だからこそ売れるか売れないかは死活問題!

僕もいつかは出展!と思いつつ、初めてデザフェスに出展したのは2014年。
初出展にもかかわらず、多くの人が足を止めてスライスピッグを見てくれました。感謝感謝です。

どれだけ買ってもらえるかわからないけど、できるだけ作っていこうと思って週末はすべてぶたに捧げて望んだデザインフェスタ。
最終的には150個近く仕上げ、100個ほど売り上げることができました。

反響も売り上げも想像してたよりずっと良かったので、初めてにしては満足!と言いたいところなんですけど…1個だけ気になった来場者のコメントがありました。

伝わらなかった商品の使い道

デザインフェスタ出展中に来場者に言われた「これ何に使うんですか?」というコメントがずっと気になっていました。

僕はスライスピッグをインテリア雑貨として作っていて、輪切りになったぶたをただ飾ってもらう。ただ近くに置いて楽しむ、というのがコンセプトでした。

ですが、アクセサリーなら身に付けるのが当たり前、絵画なら飾るのが当たり前かもしれませんが、ぶたが輪切りになった雑貨は一体何のために使うものなのかが想像できなかったようです…。

いくら足を止めて見てくれても、自分には使い道のないものだと思われてしまったら売り上げにはつながりません。
これはなんとかしないと販売数に影響が出る。
ハンドメイド作品は商品としての知名度が無い以上、まずは知ってもらう、興味をもってもらうことが非常に重要です。

スライスピッグ自体の形を変えるつもりはなかったので、今のまま何か新しい付加価値をつけられないか…と考えていたときにパッと思い浮かびました。

そうだ、メモスタンドにしよう、と。

minneハンドメイド大賞にノミネートされた「輪切りのぶたのメモスタンド」は、スライスピッグの断面にマグネットを仕込んで、普段はくっついてるけどメモをはさむときに断面の切り身が見えてニヤっとできる、スライスピッグの姉妹商品でした。

輪切りのぶたのメモスタンドの仕組み

スライスピッグにも同じようにマグネットを仕込もうとしたんですが、手間と材料費を考えると商品の値段が結構上がってしまいます。
ハンドメイド作品は値段が売り上げに直結する難しい要素です。
マグネット式は諦めて台座に固定するスタイルを取っていました。

でも、ハの字状に配置してる切り身と切り身の間にすき間を空ければメモスタンドとして使える!

スライスピッグに「1mm」すき間を空けて付加価値を付ける

今までピッタリくっつけていた2つのパーツに「1mm」すき間を空けて固定するようにしました。
こうすればただのぶたのフィギュアだったスライスピッグに、「メモスタンド」の要素をプラスすることができました!

変更を加えて販売してみた反響

2015年の11月にデザインフェスタに2度目の出展をしました。
今度は足を止めてくれた人たちに、飾るだけでなくメモスタンドでも使える姿を積極的にアピール!

箱から出したサンプル商品にもあらかじめメモをはさんでおいて、パッと見ただけでもメモスタンドだと認識できるようになりました。

お客様同士の会話の中でも「これ会社のデスクに置いておいたらいいかも」「名刺はさんで置いておけばいいんじゃない」など、実際の利用シーンを思い浮かべながら商品を見てくれました。

その結果、前年の100個から150個まで売上を伸ばすことに成功!

まとめ

2度の出品を通して得た教訓は、

何に使う商品なのかをしっかりとアピールすることが大切!付加価値を付けることでハンドメイド商品でも売り上げが変わる!

です。
デザフェスやハンドメイドマーケットで出品してみたけどイマイチ売り上げが伸びないと悩んでいる人は一度商品を別の角度から見て、新たな価値を見出せないか検討してみてはいかがでしょうか。

僕も2016年の5月14日、15日のデザインフェスタvol.43にて再度出展しますので、またチャレンジしてみたいと思います。

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